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骨のしくみと役割

私たちのからだを支えている骨。その骨のしくみと役割についてご紹介します。

骨のしくみ

骨は生きています。

「骨」というと、博物館などに展示されている恐竜の骨や、理科室に置いてある骨格模型などを想像される方も多いと思います。あのような骨を想像すると、「骨は生きています」と言われても、ピンとこないかもしれませんね。
しかし、実際は、骨の内部には細い血管が縦横無尽に張りめぐらされ、骨の細胞がイキイキと活動しています。けがで骨折した骨がまた治って元通りになるのも、骨の細胞が新しい骨をつくってくれるおかげなのです。

骨はカルシウムの固まりではありません

骨は、カルシウムだけでつくられているのではありません。
簡単に言えば、カルシウムと、たんぱく質の一種であるコラーゲンからできています。ちょうど鉄筋コンクリートのような構造だと言ってもよいでしょう。カルシウムがセメント、コラーゲンが鉄筋というわけです。
この図でもわかるとおり、コラーゲンを芯にしてカルシウムをくっつけて、新しい骨をつくっていくのです。

骨は毎日少しずつ、
生まれ変わっています。

骨は生きている組織ですから、新陳代謝を繰り返し、絶えず新しい骨と入れ替わっています。つまり、骨は毎日少しずつ生まれ変わっているのです。 ヒトの全身の骨が生まれかわる周期は、成人で約3年といわれています。
もちろん私たちが生まれてから、この骨の新陳代謝は年齢に関係なく繰り返されます。

骨の役割

骨には2つの大切な役割が
あります。

私たち人間も含めて、陸上で生活する動物の骨には、主に2つの大きな役割があります。
1番目は体を支える役割。私たちが自分の体重に負けず、地上で生活できるのは、じょうぶな骨格のおかげです。
2番目は、カルシウムの貯蔵庫としての役割。人間のあらゆる細胞の機能や神経の伝達などに必要不可欠なカルシウムは血中にあり、また骨にも蓄えられています。
血中のカルシウム濃度は常に一定に保たれる必要があり、そのために不足すると骨から溶かし出され、体の各組織へと運ばれていきます。

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